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自分の住んでいる山形市には,鈴木製粉所という優れた製粉所があります。
この製粉所が,蕎麦屋さんの要望に細かく合わせて製粉していることが,山形のおいしい蕎麦を支えていると思っています。
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そして,この製粉所を中心にして,ではおいしい蕎麦を作るためのいろんな試みが行われています。
そのひとつに,寒晒し蕎麦があります。
寒の時期,1月21日頃から2週間ほど。冷たい清流に蕎麦の実を浸します。
それが,どの様な作用を引き起こすのかは分かりません。
しかし,結果,蕎麦の甘みが増すそうです。
そして,4月下旬から5月初旬ごろ,山形のお蕎麦屋さんではこの寒晒し蕎麦が扱われます。
その,清流に浸す作業の取材にいきました。
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作業に先立ち,神事が執り行われます。自分も玉串を奉納しました。
そのあと,麺類組合の青年部の人達が清流に入っていきます。
この日のこの時間帯の気温は氷点下4度です。
観ているこっちの方が寒さを感じてしまう中,作業は元気に始まります。
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作業の取材を終えた後は,青年部の「きふね」さんのお店で,日本蕎麦の取材です。
蕎麦を打つところを見学させてもらいました。
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日本蕎麦のあとは,山形ならではの牛だし中華そば。
この澄んだスープが,地元の人間にはたまりません。
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手打蕎麦きふね
住所:山形市天神町68
電話:023-684-8446
時間11:30~19:00
定休:水曜日
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