Maison de h-l’Eridan メゾンドアッシュ・レリダン , パリパリ、サクサクのミルフィーユ , ☆☆☆ , 2012年8月 札幌市円山

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初日の料理がとても印象に残った,メゾンドアッシュ・レリダン。

3日目のお昼にもう一度訪れました。

2日目の無理な行程で疲れきったので,午前中の時間はお隣の円山動物園で軽く流しました。

動物園なんで,何年振りだったのだろう。以外に楽しめました。

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最初から断っていたので,最初から車はお店の駐車場に止めていました。

自分が住んでいる土地なら,きっととても目立つ建物。

けど,さすが高級住宅街。辺りの雰囲気に溶け込んでいます。

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今日も,作っている時の音や香りを楽しみたかったので,キッチンに面したカウンターに座ります。

それにしても,きれいに磨き上げられたキッチンですね。

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午後は美唄まで車の運転が待っていますので,当然のごとく Perrier を選択。

この日は,札幌なのに30°を超えていました。渇いたのどに,炭酸が心地よい刺激を与えてくれます。

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アミューズは,冷たいグレープフルーツのジュレ。

「外は暑かったから,ぴったりでしょう。」。まったく,その通りです。

澄んだ味と,きりきり冷えたジュレ。最高の一皿目です。

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前菜も,冷たい一皿。イメージは,冷たいラタトゥーユ。

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オマールがたっぷり入った,冷たいコンソメスープ。

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セップ茸と北寄貝のソテー。

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フォアグラのパイ皮包み。昨日もパイ皮包みが出ましたが,全然飽きません。

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合鴨のソテー。

実はあまり鴨は好きではないのです。微妙に臭みが感じられて好きになれないんです。

けどこれは別物。上手に扱うと,こんなにおいしく仕上がるんですね。

ちょっと感激の一皿。

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.そして,デセールが完璧。

目の前のオーブンで,ミルフィーユを焼き上げてくれます。

それを,手早く仕上げてくれたのがこれ。

こんなパリパリ,サクサクのミルフィーユは初めてでした。ナイフで,サクッと切れてしまいます。

間のクリームがはみ出さないか心配していましたが,全くの杞憂でした。

驚いていると,橋本シェフが一言。

「出来合いのお惣菜と目の前で作った料理,どっちがおいししですか。」

「つくりおきのお菓子と目の前で作った出来立てのデセール。それと同じですよ。」

確かにその通りです。それを求めているからこそ,料理店に足を運ぶんですからね。

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Maison de h-l’Éridan (メゾン・ド・アッシュ レリダン)

電話:011-802-7046

住所:北海道札幌市中央区円山西町1丁目6-1

時間:完全予約制

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