.※2019年6月を以って閉店しました。
La Tana に通い始めたのは,2011年辺りから。
初めの頃はシェフも顔を見せてくれ,ガンベロロッソの話やダル・ペスカトーレ等の話をしたものでした。
料理も,夏限定ですがドルチェで”ババ”を出して欲しいと伝えると,きちんとそれに応えてくれたり。
いろいろ,融通を効かせてくれてたんだけど。
いつの頃からか,料理に対する希望は聴いてくれなくなり,そして テーブルには顔を出してくれなくなりました。
去年の夏に予約の電話を入れた時の対応。
その時シェフから言われた言葉は,二度と思い出したくはないです。
毎回,それなりの驚き,喜びを感じさせてくれるお皿が,一皿はあったのですが。
僕が馴れてしまったのか,それとも彼が変わったのか。
自家栽培とかは,相変わらず一生懸命やってるようだけど。
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前菜1皿目は,お馴染みの自家製ハムと地元の果物を合わせたもの。
これもお馴染みです。
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前菜2皿目は,前回も出たマントーヴァの3つ星”ダル・ペスカトーレ”のスペシャリテのアレンジ版のような1皿。
ちょっと味の構成に,疑問視が付く一皿です。
実際にダル・ペスカトーレで働いていた佐竹さんに教えてもらったらよかったのに。
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パスタ1皿目は,ポレンタをお団子状にして浮かべたスープ。
とても素朴で,それでいて味わい深い一皿です。
これは,◎ です。
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パスタ2皿目は,桜海老と孟宗をつかった,小松菜を練り込んだパスタです。
これは,豊かな桜海老の香りがとてもおいしい一皿です。
パスタ2皿は,いつもと同じ高水準です。
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魚料理一皿目は,真鯛か何かをキャベツで包んだ一皿。
キャベツの香りとか,真鯛の香りや味が感じられません。
見た目は,いつにない一皿で期待したのですが。
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肉料理は,白鷹町の馬肉を使った一皿。
馬刺しは,熊本とかでおいしく食べた記憶があるので,期待したのですが。
見たとおり,かなり血の含有量が多いようで,かなり癖のある味です。
ジビエを料理したのと同等の癖が感じられます。
僕はとても苦手な一皿です。
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ドルチェは,イチゴの品種に拘っていたようだけど。
普通の出来上がりです。
どうしたんでしょう。
感激が少ないんです。Cena で5000円設定の料理なら,これでも十分です。
しかし,これは,8000円設定の料理です。
もう少し,驚きと喜びを与えてくれなければ。料金に似合ったものになりません。
次回には,盛り返していて欲しいです。
ずっと,星1つだったけど,今回は×にします。
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Ristorante La Tana
住所:東根市一本木3丁目8-24
電話:0237-43-6066
時間:11:30~14:30 18:00~22:00
定休:水曜日
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