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札幌出張の合間を縫って,メゾンドアッシュ・レリダンへ。
2日続けて訪れようと思いましたが,残念ながら1日目だけしか予約が取れませんでした。
3週間前では遅すぎたのでしょうね。逆に言えば,経営も順調な様で,とてもよいことです。
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1皿目は,カリフラワーのスープです。
濃厚だけど,澄んだカリフラワーのおいしさだけ。
上手く引き出してくれています。
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2皿目は,伊達鶏でフォアグラとトリフを巻いたもの。
これもとても上品な味。鶏やフォアグラのエッセンスだけを取り出しているよう。
不純なものが,感じられません。
ナッツのソースと柿が添えられています。お皿の上でのプレゼンも完璧です。
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3皿目は,トリフを沢山乗っけたタルト。トリフオイルも使っているようです。
その香りが堪りません。ノルマンディー,オンフルールの”Sa.Qua.SNa” のタルトを思い出しました。
その話をしたら,「”Sa.Qua.Na” のアレクサンダーなら知ってるよ。洞爺湖ウインザーでは,一緒にはならなかったけど。」と。
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4皿目は,牡蠣。それにしても,一番大きい牡蠣は何なんでしょうか。
そして,火入れ加減が素晴らしいのです。
口に入れた瞬間,トロッとした牡蠣のクリームが流れ込んできます。
これは驚きです。
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5皿目は,カルパッチョ。
上に掛けられたソース。魚介類のおいしさが濃縮されています。
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6皿目は,十勝牛のステーキ。
これも焼き加減が最高。表面がカリカリに焼き上げています。
目の前でフライパンで焼いているところなんか,普通なんだけど。
どうすれば,このように仕上げられるのでしょうか。
付け合せのマッシュポテトもぴったり。
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そして,これだけは食べたいとお願いしていたミルフィーユ。
菓子店で売ってるミルフィーユとは,全くの別物。同じ名前を名乗ってはいけないんじゃないかな。
パイ生地が,サクッサク。バターを熱いナイフで切るように,スーッと切れていきます。
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お昼でしたが,夜と同じ1万円のお任せと同じ内容でお願いしています。
そして,それ以上の満足感が残っています。
また,札幌に来る機会が有れば絶対に訪れたいと思っています。
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Maison de h-l’Eridan (メゾン・ド・アッシュ レリダン)
電話:011-802-7046
住所:北海道札幌市中央区円山西町1丁目6-1
時間:完全予約制(それも1組限定)
ピンバック: AKIYAMA,2016 春,山形市,ΨΨΨ | 素敵でおいしい時間