Maison de h-l’Eridan メゾンドアッシュ・レリダン , 僕のフレンチの基準 , ☆☆☆ , 2014年12月 札幌市円山

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札幌出張の合間を縫って,メゾンドアッシュ・レリダンへ。

2日続けて訪れようと思いましたが,残念ながら1日目だけしか予約が取れませんでした。

3週間前では遅すぎたのでしょうね。逆に言えば,経営も順調な様で,とてもよいことです。

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1皿目は,カリフラワーのスープです。

濃厚だけど,澄んだカリフラワーのおいしさだけ。

上手く引き出してくれています。

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2皿目は,伊達鶏でフォアグラとトリフを巻いたもの。

これもとても上品な味。鶏やフォアグラのエッセンスだけを取り出しているよう。

不純なものが,感じられません。

ナッツのソースと柿が添えられています。お皿の上でのプレゼンも完璧です。

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3皿目は,トリフを沢山乗っけたタルト。トリフオイルも使っているようです。

その香りが堪りません。ノルマンディー,オンフルールの”Sa.Qua.SNa” のタルトを思い出しました。

その話をしたら,「”Sa.Qua.Na” のアレクサンダーなら知ってるよ。洞爺湖ウインザーでは,一緒にはならなかったけど。」と。

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4皿目は,牡蠣。それにしても,一番大きい牡蠣は何なんでしょうか。

そして,火入れ加減が素晴らしいのです。

口に入れた瞬間,トロッとした牡蠣のクリームが流れ込んできます。

これは驚きです。

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5皿目は,カルパッチョ。

上に掛けられたソース。魚介類のおいしさが濃縮されています。

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6皿目は,十勝牛のステーキ。

これも焼き加減が最高。表面がカリカリに焼き上げています。

目の前でフライパンで焼いているところなんか,普通なんだけど。

どうすれば,このように仕上げられるのでしょうか。

付け合せのマッシュポテトもぴったり。

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そして,これだけは食べたいとお願いしていたミルフィーユ。

菓子店で売ってるミルフィーユとは,全くの別物。同じ名前を名乗ってはいけないんじゃないかな。

パイ生地が,サクッサク。バターを熱いナイフで切るように,スーッと切れていきます。

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お昼でしたが,夜と同じ1万円のお任せと同じ内容でお願いしています。

そして,それ以上の満足感が残っています。

また,札幌に来る機会が有れば絶対に訪れたいと思っています。

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Maison de h-l’Eridan (メゾン・ド・アッシュ レリダン)

電話:011-802-7046
住所:北海道札幌市中央区円山西町1丁目6-1
時間:完全予約制(それも1組限定)

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Maison de h-l’Eridan メゾンドアッシュ・レリダン , 僕のフレンチの基準 , ☆☆☆ , 2014年12月 札幌市円山」への1件のフィードバック

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