.※2019年6月を以って閉店しました。

昔は好きなお店でしたので、残念ではあります。

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1年振りになるLa Tana 。途中，何回か訪れようとしたんだけど。

コース構成がガラッと変わってしまい，躊躇していました。

それまで10,000円設定だったシェフお任せが，5,000円に。確かに強気な設定だとは思ったけど。

半分ってことはないでしょう。それまでの設定は何だったのかと思ってしまいます。

そして、きちんと作りこんだ料理は、原価も考えると8000円以下では提供できないと考えています。

それを割り込むということは、どこかで何かの手を抜いている。そう考えてしまいます。

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1皿目はカプレーゼ。トマトはおいしそうだけど，モッツアレラはさほど。

イタリア料理だから奥深さは求めないけど。

素材勝負の1皿でした。

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2皿目は，自家製生ハムの盛り合わせ。猪，鴨，蝦夷鹿，舞舞豚等と続きます。

しかし，最近は iL Cotechino の自家製ハムに馴れていますので，何の感激もありません。

自家製だから良いと言うものではないでしょう。

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3皿目は，雲丹を使ったパスタ。

パスタの茹で方が疑問。そしてソースが何を表現したいのか分からない。

せっかく沢山入っている雲丹を生かしきれていない。これは失敗。

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4皿目は，ビーゴリ・イン・サルサ（Bigoli in Salsa）。たまねぎとアンチョビのパスタだけど。

アンチョビが全然効いてない。たまねぎはおいしい味を出してるけど。

あの値段を取れるようなパスタではないですね。これも失敗。

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そして大失敗がこのイカ墨のリゾット。

何がイカ墨なんだろう。イカ墨のおいしさがどこにもありません。

塩味とバターの風味しか感じられません。

1年前にヴェネチアで，昼夜続けて食べていたイカ墨を期待した自分が間違いでした。

こんな料理出さないで欲しい。

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ドルチェは特筆するものは何もありません。

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もともと肉料理はおいしくなかったけど，パスタには光るものがあると思っていた。

けれど完全に道を踏み外していると思います。

このお店では，ランチで1500円ぐらい払うのなら妥当だけど。

夜でそれなりの値段を支払うのは，考えてしまいます。

もう2度と訪れることはないでしょうね。

以前は大好きなお店でしたので、この変化はとても悲しいです。

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Ristorante La Tana

住所：東根市一本木3丁目8-24

電話：0237-43-6066

時間：11:30～14:30　18:00～22:00

定休：水曜日