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台湾南部の台南市との friendship を確立することが、今年の一番のお仕事。
その為には、どのような街と仲良くするのか、正しく把握することが大切。そう考えて、休暇を取り台南市へ。
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台南市では、トップカテゴリと地元のディープなお店の両極端でいこうと思っていました。
そのディープなお店の代表がこちら梅鑫海產店。2日連続で通おうと思いましたが、月曜日はお休み。
日曜日だけになるのですが、一応、お店のFBで確認してみました。
ところが次の様な記事がUPしてあります。
「因為明日有慶典。所以3/26公休、造成不便請多多包涵。3/27就正常營業了!感謝各位」
漢文の教科書を読むつもりで、意味は理解できました。
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27日の夕方に体調十分で臨みます。確認までクラブフロアのレセプションで、電話を入れてもらいます。
予約は受けないはずですが、レセプションの方は予約できると言っています。折角なので、21:00で予約します。
Taxi で早めに出掛けます。神農老街を30分ほど彷徨ってからお店に。
予約のメッセージカードを見せたら、席を作ってくれました。
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梅鑫海產店は海鮮のお店ではよくあるオーダー方法を取っています。香港の発記海鮮酒家で経験したやり方です。
生簀や箱に沢山並んでいる蝦、蟹、貝、魚を斤単位で注文します。調理方法を聞かれますので、大体の方法を指定します。
すると、それに合わせた味付で仕上げてくれるんです。
オーダーにはちょっと勇気が必要です。
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参考までにそれぞれの食材の金額を上げておきます。
白灼蝦1斤300元、蛤1斤300元、花螺貝半斤200元、空心菜100元、そして花蟹1300元。
花蟹だけが別次元の値段ですが、これを食べるのが今回の目的の一つでしたので。
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最初に運ばれてきたのが白灼蝦。程よい大きさで、ぷりぷりに茹で上がっています。
新鮮なのでしょう、蝦の臭みが全く感じられません。
塩茹でなのかな、何も味を加えなくともよい味加減。レベル高いです。
そして、蛤。これも新鮮がなせる業でしょう。半生っぽく炒めてあります。
その分、身がふっくらした状態で仕上がっています。
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そしてメインの花蟹。蟹味噌は思ったほどではありません。
しかし、何といっても爪や足に身がギッシリと詰まっています。
身はタラバの様なインパクトの強い味ではなく、毛蟹の様な甘みを感じる優しい味です。
それはそれでおいしい蟹です。
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そして、ニンニクの味付けだけの空心菜の炒め。これがシンプルな調理法故のおいしさ。
シャキシャキ感を残してあり、素材感を十分に味わえました。
一気に食べ終えてしまいました。
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そして、大きめの花螺貝を選んでもらい、焼きで出してもらいました。
周りについているのは、粉上の胡椒。ピリ辛になっています。
蟹に時間を取られてしまし、食べる頃にはちょっと冷めていました。
そのため、上手に身を繰り出すことが出来なく、とても心残り。
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中川家の弟に似た感じの人が食材選びに付き合ってくれました。
片言の日本語を操る人でした。幾らなのか事前に確認することができ、とても安心して注文することができます。
蟹を頼まなければ、とてもお安く、お得に上げることが出来ます。
茹で、炒めの技術も高いものがあります。そして、素材がとても新鮮。
その上、お店の人はテキパキと気持ちよく働いでいます。
少し涼しげな風を感じながら、極上の海鮮料理を、地元の人達の喧騒に紛れながら味わうことができました。
もう一晩通うことができたら、文句なしでした。
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梅鑫海產店
住所:台南市中西區海安路二段330巷1號
営業:17:30~25:00
電話:06-229-6978
定休:月曜
お店のFB。 営業情報等を仕入れてみるには好都合です。
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