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お客様のおもてなしで使いました。
桜の季節の献立の最後の週でした。ぎりぎり桜に間に合いました。
お花見は出来ませんでしたが、これができれば十分です。
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汲みだしは桜湯。
桜湯を使ったカクテルが「雪国」。
またケルンで飲めたらいいな。
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このお店の素晴らしいところ、それは先付の盛り付けが見目麗しいところ。
昨年の10月の菊を使った先付と並び立つ盛り付けです。
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お椀は、海老真薯、湯葉、柚子の花。
この柚子の花、柚子の皮の香りをほんのり柔らかくした香りがします。
澄んだ、上品なお出汁に柔らかい柚子の香りが相俟って、とてもよいものに仕上がっています。
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質の良い食材を、上手に仕上げてくる。
向付けでは、毎回そう感じます。どの様にすればおいしさを引き出すことが出来るか。
きちんと分かって仕上げている。そう思います。
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雲丹を海苔で包んで口に放り込みます。
ミョウバンを使っていない雲丹です。雲丹のおいしさだけが口の中に広がります。
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桜鱒の焼き物。旬の食材。
これを見事に焼き上げてくれます。
皮はパリパリに、たっぷり脂がのってる身はふっくらと。
素人には、間違ってもこのような焼き上がりにはできません。
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毎回楽しみにしている炊き合わせ。
鯛のアラが中心ですが、おいしさを十二分に味わうことができます。
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そしてかまどで炊き上げたご飯。
今日もお米のおいしさを実感できます。
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自家製のわらび餅。
京都から取り寄せたわらび粉を使っているそうです。
ただ、これで中ぐらいのランクの粉だそうです。
それでも程よい歯応え。これ好きです。
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御りょうり屋伊藤
住所:山形市七日町四丁目10-16
電話:023-635-8010
時間:18:00~23:00、お昼もやっています
定休:月曜日
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