御りょうり屋伊藤 ,先付が季節を感じさせてくれます , ☆☆ , 2017年5月 山形市

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大切なお客様をお招きしての会食でした。

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今日はフルーツ酢。

少し歩いただけで汗ばむ陽気でしたので、スッキリとしたお酢は好適です。

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ちょっとだけ食前酒をいただいて。

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先付 : 小鯛の粽すし、モズク、大間の雲丹、鯛の子

先付は端午の節句がテーマ。菖蒲と粽が上手に設えてあります。

これだからこのお店はやめられません。季節を上手に感じさせてくれます。

和菓子もそうですし、日本料理もそうです。

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向付 : オニオコゼ、アオリイカ

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向付はオニオコゼとアオリイカ。

アオリイカは上手に入れた隠し包丁のためでしょうか、しっとりとした食感。

コリコリしただけの烏賊の何倍も烏賊のおいしさを感じることが出来ます。

そしてオニオコゼ。お造りでいただくのは初めてです。

そしてフグのようなおいしさ。

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椀 : サファイヤ茄と鯉

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お椀はサファイヤ茄と鯉。

クタクタの茄ではなく、しっかりと歯応えが残るように炊き上げています。

そして鯉の味を優しく包み込み、邪魔しないお出汁の塩梅。

この微妙な塩梅を味わうことが出来るのが、このお店の素晴らしいところ。

先月の亀松閣のお椀とは大違い。

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焼物 : トラフグ、白子と皮、そしてアラ

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そして、毎回形を変えて驚きを与えてくれるこのお店。

今日は、このトラフグです。何と白子の見事なこと。

この時期にフグが味わえるとは。ほぼ最後ですとは言っていましたが。

大阪の梅市で食べた白子と肩を並べるくらいのおいしさです。

これは日本酒があったら、止めどなく飲めそう。最高の一皿です。

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揚物 : コシアブラ

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いつもはここで炊き合わせが来るところですが、揚物でした。

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揚物 : 新玉ねぎ

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揚物 : 桜エビのかき揚げ

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揚物 : タラの芽

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そしてかまどで炊いたご飯。1杯、2杯目は香の物で。

そして3杯目はお茶漬けで。

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水菓子: 日向夏、あおまおう、自家製バニラアイス

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水菓子は日向夏。これは初めて食べた果物でした。

甘皮の部分も柑橘の香りがして、それが果実部分とよく合っています。

最後を〆るには丁度よく、とてもサッパリと仕上げてくれます。

今日も、とても満足できる料理でした。

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御りょうり屋伊藤

住所:山形市七日町四丁目10-16

電話:023-635-8010

時間:18:00~23:00、お昼もやっています

定休:月曜日

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