.
高島屋の和菓子のバイヤーさんに触発されて以来、売茶翁に通っています。
地元の和菓子屋さんとは、全く違う次元を感じさせてくれる品々が並んでいます。
車で1時間ですので、さして気になる距離ではありません。
このお店の和菓子の素晴らしさを、僕の地元の人にも知って欲しいですね。
.

.
茶香炉を焚いてあります。
ほうじ茶を作る時の様な、香ばしい香りが漂います。
これはよいですね。
そして、こうやって空間をつくりだすところに、このお店の素晴らしさを感じさせられます。
.

.
時期は新春。めでたいことを祝うこと、の意です。
これが素晴らしい。
見ただけでは分かりませんが、中が4層構造になっています。
一番真ん中が、絶妙な甘さの粒あん。
その上に3層のういろうが重なっています。
.

.
これまた縁起物ですね。
.

.
この練り切りが素晴らしい。
形を保つのに最小限の硬さ。
口に入れると、ホロホロと融けていきます。
.

.
賞味期限がその日限りという潔さ。
湿り気が逃げないように包んであります。
しっとりとした生地、表面のカラメルが香ばしい。
生地がしっかりとした味で、挟んでいる餡は甘さ控えめ。
先ほどの寿ぎの餡とも異なる甘さ。
お菓子の性格に合わせて、きちんと使い分けています。
当たり前の様だけど、当たり前のことができないお店が多いのです。
.
売茶翁
住所:仙台市青葉区春日町3-13
電話:非公開
定休:1日、16日
時間:09:30~18:00
.
コメントを投稿するにはログインしてください。