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この凛とした設え、このお店の雰囲気を端的に表しています。

使いやすくするために、箸は予め少し濡らしてあります。

さり気なく散りばめられた気付かい。それがこの親方の本当の姿だと思います。

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表面はサクッと、中は百合根のホクホク感が。

それを、薄い塩味が包んでくれます。

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お椀になめこが出てくるのは初めてのことです。

ただただ、おいしい。

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これも初めてのあぶらそい。

濃い旨味を感じます。

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じっくりと丁寧に焼き上げた蝦。

頭からポリポリいただきました。

そして、お酒が進む珍味、ナマコの卵巣。

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昆布の旨味を強く感じるお出汁。

柚子の香りがよいアクセントになっています。

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親方は鮪のここの部分と言って胸を撫でていました。

何という部位なのか、いまだ不明です。

鮪の臭みを全く感じさせず、鮪のおいしさだけです。

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こちらのスペシャリテ、ミンククジラのベーコン。

今回も、異次元のおいしさを体験できました。

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烏賊なのかなと思ったら、驚きの蛸。それも頭。

シッカリとした蛸の味がします。意外とそれにオリーブオイルが良く合います。

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「コロッケ、食うかい」と言われて、思わずキョトンとしてしまいました。

ジャガイモがおいしい。

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一番驚いたのが、トリフのリゾット。お米は最適なアルデンテ。

トリフの香りが堪りません。ワインが良く合う料理が続きます。

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最後は、「コニャック飲むかい。」と言われて、年代物のコニャックを。

今日の最後を締めくくるには、最適な選択でした。

この流れを上手く導いてくれる親方に感服です。

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萬み高橋

住所：仙台市青葉区国分町二丁目12-5 凱旋門ビル1F

電話：022-225-6646

時間：18:00 – 22:00

定休：日曜，祝祭日

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