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カンテサンス出身のシェフである川手寛康。
いきなりの3つ星なんか認めないし、ミシュランの広告塔としての価値しかないと思っているカンテサンス。
最初の予約のやり取りで最悪の思いをしたので、絶対に認めないお店です。
そんなレストラン出身のシェフ。
構えて行ったのですが、良い意味で裏切られました。
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最初にメニューが。
具体的な記述はなく、イメージを膨らませるヒントだけが記述されています。
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基本カウンターのお店です。
ただ、なぜか半個室のテーブル席しか空いていなくて、そこに通されます。
カウンターとオープンキッチンで仕事している人達を、客観的に眺めることが出来ます。
これはこれで面白い空間です。
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下拵えをした食材を見せてくれます。
最初のメニューカードのイメージがより具体的になります。
この仕掛けは面白いですね。
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ヤングコーンが食材に使われるのはあまり経験ないです。
台湾の人達は大好きだったけど。
焼肉の素材にヤングコーンがでてきて驚いたことがあります。
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椎茸とトリフ。
ダブルの菌糸類。こんな組み合わせは初めて。
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酒種の蒸しパン。
これだけは疑問詞が付きました。
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生の和牛。何が持続可能なのかは分かりません。
それでも、合わせてあるソースとハーブでおいしくいただけます。
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ぱっと見ただけではどんな食材なのか分からないですね。
鮎です。それをフリトスで揚げたもの。
当然骨は全部取ってあり、とてもおいしくいただけます。
ただ、このほろ苦さがフレンチ仕上げに合うのかは疑問です。
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何を分かち合うのか不思議に思っていたら、出てきたのは軍鶏。
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軍鶏を切り分けて周りにご飯をまぶして、それを焼き上げています。
お米が香ばしくて、おいしさが倍増。
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芒果のソースが〇。
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アマゾンのカカオ。
カカオペーストが最高。
これは何回でもリピートして食べたいです。
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最後に出されたさくらんぼが一番の驚き。
生で食べるよりも何倍もおいしく仕上げています。
生で食べるのが一番だと決め顔で語っていた、勘違いが激しい方に突き付けてやりたいです。
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フロリレージュ
住所:東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑
電話:050-5871-1546
時間:12:00~13:30 、18:30~20:00
定休:水曜
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