御りょう里屋伊藤 ,お皿の上で繰り広げる素敵なプレゼン, ☆ , 2016年10月 山形市

前回の印象がとてもよかったので,1ヶ月を空けずに再び御りょうり屋伊藤へ。

前の週までのフランス滞在でフレンチが続きましたので,やはりおいしい日本料理が恋しくなったことも理由の一つです。

柘榴のジュース

韓国のワイン雑誌の取材の下打ち合わせで,とある大好きな酒店を訪れている時に,たまたまご主人と会いました。

ご主人もその酒店が好きで,よく訪れているそうです。自分もそのお店は大好きなんです。自分の一押しのお店です。

先付け : 鯖寿司,秋刀魚,

先付けのこのセッティング。秋らしい,素敵な色彩ですね。菊の花の色,そして柿の葉の色。最高です。

そして,鯖寿司。お店に行く途中,大阪「梅市」で食べた鯖寿司のことを思い出していました。また食べたいなと。

そうしたら,先付けに鯖寿司。ちょっと嬉しくなってしまいました。

向付け : 北寄貝,イナダ

ここから向う付けが続きます。

最初はイナダ,そして北寄貝。そして味付けとして海苔が載っています。これがとてもよいアクセントになっています。

向う付け : 平目のこぶ〆

向う付け2皿目は平目の昆布〆。昆布の出汁がいい塩梅で染込んで,いい味に仕上がっています。

向う付け : せこ蟹

向う付け3皿めはせこ蟹。松葉蟹の雌です。

雄に比べて小振りなのですが,何と言っても内子が楽しめます。

このお皿も,きれいに並んだ足の身の下に内子が並んでいます。

蟹のおいしさを両方味わうことが出来ます。身と内子を一緒に食べると,それはもう幸せの絶頂です。

お椀 : じゃがいも饅頭の白味噌仕立て

お椀は白味噌仕立て。これまで,これだけおいしい白味噌仕立てののお椀は初めてです。

寒い季節だったらこれに酒粕を入れたお椀もおいしいかと思います。美山荘でのお椀を思い出します。

その話をしたところ,うちでも寒くなったら出しますよ,とご主人。

これは2月に来なくては。

焼物 : 鰆

焼物はさわらです。きれいな仕上がりです。

炊き合せ : 松茸土瓶蒸

炊き合せは松茸の土瓶蒸。これでもか,と言うくらいに松茸が入っています。

これだけの松茸が土瓶蒸に入っていたのは初めてです。

そして,甘鯛が入っていたのですが,その火加減がとても絶妙。火が通っているけど,半生のような食感。

ご飯

そしてお馴染みの釜炊きごはん。ご主人の実家で取れたつや姫の新米です。

前回に比べて楽しみにしていたおこげが少なかったかも。

水菓子 : ブルーベリーのアイスクリーム

そしてブルーべりのアイスクリーム。

今日もとても満足できる料理。そして,楽しい会話を楽しむことができました。

御りょうり屋伊藤

住所:山形市七日町四丁目10-16

電話:023-635-8010

時間:18:00~23:00

定休:月曜日

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